鈑金作業で、ボディー(外板)内側からハンマーなどでたたけない場合には、このように外側にワッシャー(五円玉のようなもの)を溶接して、その輪に鉄心などを通して均等に、外側に引っ張ります。
この際に、使用される溶接機をスタッド溶植機(ようしょくき)と呼ばれます。
しかし、それでは、このように硬い角の部分では簡単に外れてしまいます。
そこで、酸素溶接で、このように頑丈に固定してしまいます。
このロウ付けは主にフロントやリアのガラスがはめ込まれるボディー側の窓枠接合部分に水漏れしないように溶接する際に施工される溶接方法です。通常の溶接と違い、錆びにくい金属(真鍮)を溶かすので、窓枠などの溶接に利用します。